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事業者変更と転用の違いを即解決!承諾番号の違いや乗り換えまでの流れ

転用と事業者変更

転用とか事業者変更ってわかりにくずら!

たしかにそうじゃな…今回は転用と事業者変更をできるだけわかりやすく解説するぞ

フレッツ光や光コラボからの乗り換えを検討するときに、「転用」「事業者変更」という言葉をよく耳にしますよね。

違いは、フレッツ光からの乗り換えか、光コラボからの乗り換えかだけです。

転用と事業者変更のイメージ

この記事では、転用と事業者変更の違いや、それぞれの手続きのやり方、転用や事業者変更ならではのメリット、注意点を調べてみました。

最後に転用や事業者変更でもキャッシュバックがもらえるおすすめ窓口を紹介してるので、どこで乗り換えようか迷っている人は確認してみてください。

転用と事業者変更の違い・やり方

転用や事業者変更のメリットについては、後述する転用と事業者変更のメリットを3つ紹介で詳しく解説しています。

先に、転用と事業者変更の違いと、そのやり方を詳しく解説します。

光コラボは全部で数百種類ありますが、代表的なものは以下の通りです。

どの光コラボであっても、転用、事業者変更の手順は基本的に同じです。

auひかりやNURO光はNTT関連以外のサービスで、転用や事業者変更はできないぞ!

【転用】NTT(フレッツ光)⇒光コラボへの乗り換え

転用のイメージ

NTTが提供するフレッツ光から光コラボに乗り換えることを「転用」といいます。

フレッツ光からドコモ光やソフトバンク光、ビッグローブ光などの光コラボ事業者への乗り換えは、すべて転用です。

NTTのフレッツ光からドコモ光への転用手続きは、以下の手順で行います。

1.NTTから転用承諾番号を取得

転用するには、NTTフレッツ光が発行している「転用承諾番号」というものが必要です。

この番号は「フレッツ光を使ってましたよ!」という証明のようなもので、転用する際に必ず必要になります。

転用承諾番号を取得には次の情報が必要なので、用意するようにしましょう。

転用に必要な情報

上記4点を揃えたら、東西NTTの各窓口に連絡しましょう。

NTT東日本

NTT西日本

このタイミングで、フレッツ光の光電話や光テレビなどの加入状況を確認しておくとよいでしょう。

2.乗り換え先の光コラボへ申し込み

転用承諾番号の取得が無事に終わったら、乗り換え先の光コラボへ申し込みをしましょう。

その際に必要になるのが「手順1」で取得した転用承諾番号です。
転用承諾番号があれば、簡単に乗り換えることができます。

注意点としては、別記事「 インターネット回線の代理店、良い・悪いを見分ける5つのポイント」で解説しているように、悪徳な代理店にひっかからないようにすることです。

また、申し込み窓口によって受けられるキャンペーン特典が大きく異なります。

3.事業者から必要書類が送られてくる

申し込み後、乗り換え先の光コラボ事業者から契約関連の書類が届きます。

基本的には、光コラボ事業者1社から書類が送られてくると思って良いでしょう。

例外として、ドコモ光があります。
ドコモ光は、20社以上あるプロバイダから1社を選ぶ仕組みで、料金やサービス内容に差はありませんが、プロバイダからも書類が送られてきます。

■ドコモ光の主なプロバイダ

到着した書類には今後の手続きに必要なIDやパスワードが記載されているぞ!

こういうの、うまく保管しておく方法が知りたいずらね…

4.光コラボの利用開始!

手順3で到着した書面には、乗り換え先の光コラボの切り替え日が記載されています。

記載された切替日になると、NTTの局所内でフレッツ光から乗り換え先の光コラボに信号を切り替えるため、自宅では工事無しで自動的に切り替わります。

工事不要のイメージ
▲フレッツ光⇒光コラボの転用では
工事せずに乗り換えができる!

また、ONUなどフレッツ光から借りていた機器の交換も不要です。
※フレッツ光からの転用でプロバイダを変更した人は、ルーターやONUの再設定が必要。

【事業者変更】光コラボ⇒光コラボ(フレッツ光)に乗り換え

事業者変更のイメージ

すでに解説した転用と非常に良くにていますが、光コラボから光コラボ、またはフレッツ光に乗り換えることを、事業者変更と言います。

例えば、ビッグローブ光からドコモ光に乗り換える場合などがそうです。
また、ソフトバンク光からフレッツ光に乗り換える場合も事業者変更と呼びます。

簡単に言えば、光コラボからNTT系の回線に乗り換える場合は、すべて事業者変更です。

事業者変更の手順は以下のように進めます。

1.利用中の光コラボから事業者変更承諾番号を取得

事業者変更をする際には、利用中の光コラボから「事業者変更承諾番号」を取得する必要があります。

転用の場合はNTTから転用承諾番号というものを取得しましたが、事業者変更の場合は現在利用している光コラボ事業者に連絡して事業者変更承諾番号を取得します。

事業者変更承諾番号を取得するには下記が必要なので、事前に準備しておきましょう。

事業者変更に必要な情報

上記の情報が必要なのは、電話で取得する場合になるでしょう。

web経由で番号を取得する場合は、会員ページなどにログインするため、ユーザー側が入力する情報はほとんどありません。

ネットの検索欄で「利用中の光コラボ」+「事業者変更承諾番号」と検索すれば、すぐに取得方法はわかるでしょう。

また、数が多くて利用中のサービスを探すがすこし大変かもしれませんが、NTT東西で各光コラボの連絡先をまとめたwebページがあります。

2.乗り換え先の光コラボへ申し込み

事業者変更承諾番号の取得ができてしまえば、あとは簡単です。

乗り換え先の光コラボ、またはフレッツ光に事業者変更承諾番号を伝えて、乗り換えを行います。

基本的には、

の2点があれば、すぐに事業者変更ができます。

注意点としては、転用の解説でも言いましたが、申し込み窓口です。
悪徳な代理店などから申し込みをすると、「キャンペーン特典がもらえない…」といったトラブルが発生することがあります。

信頼のおける公式ページ、または優良代理店から申し込みをすることで、スムーズに乗り換えができるでしょう。

3.事業者から必要書類が送られてくる

乗り換え先の光コラボ事業者から、契約に関する書類が郵送で届きます。

こちらはなくさないように、しっかり保管するようにしましょう。

光コラボは、回線とプロバイダがセットになったサービスなので、基本的には1社から書類が送られてきます。

例外として、ドコモ光は20社以上あるプロバイダから1社を選ぶ仕組みで、書類もドコモ光と選んだプロバイダの2社から送られてきます。

■ドコモ光の主なプロバイダ

4.光コラボの利用開始!

書類に記載された回線開通日になると、自動的に回線が切り替わります。

以前と同じプロバイダを使う人は、とくになにもする必要はありません。
当然、工事も不要です。

プロバイダを変更した人は、IDやパスワードを使ってインターネットの接続設定を行いましょう。

ONUとかの機器はどうなるずら?

以前のプロバイダからルーターを借りていた場合は返却が必要じゃが、それ以外は、基本的に機器の交換はする必要がないぞ

転用と事業者変更のメリットを3つ紹介

転用と事業者変更には、次の3つのメリットがあります。

メリットイメージ

■転用・事業者変更のメリット

  1. 乗り換えの回線工事が不要
  2. インターネットが使えない時期がない
  3. 以前の電話番号が利用できる

3つのメリットの詳しい内容をそれぞれまとめてみました。

1.乗り換えの回線工事が不要

転用と事業者変更は、フレッツ光を提供する通信会社同士の乗り換えです。
設備が変わるわけではないので、工事をする必要がありません。

工事不要のイメージ
▲工事がないので面倒な立ち合いなども発生しない!

回線切り替え日に、通信会社の局所内で回線を切り替えるだけなので、乗り換えが完了するのは大きなメリットです。

また、乗り換え前のフレッツ光や光コラボで使っていたONU(光回線終端装置)やモデムなどの通信機器が、そのまま利用できるのもうれしいです。

2.インターネットが使えない時期がない

乗り換えのときに発生する「インターネットが使えない時期」がないことも事業者変更や転用のメリットです。

回線工事がなく、乗り換え前の通信機器がそのまま使えるので、「開通のご案内」に記載された回線切り替え日を過ぎれば、すぐにインターネットが利用できます。

一般的に光回線の開通工事は、申し込みから最短で1週間~10日程度かかり、2~4月の引越しシーズンだと、1カ月近く待つこともあります。

遅くてイライラする男性
▲工事が必要だと開通までに時間がかかる…

転用や事業者変更は、工事がないので基本的にインターネットが使えない時期がありません。

回線種別やプロバイダなど変更しない限り、回線切り替え後に通信機器の設置やインターネットの接続設定は不要です。

3.光電話の電話番号がそのまま利用できる

転用と事業者変更では、乗り換え前の光電話の電話番号がそのまま使えます。

以前の電話番号がそのまま使えるので、面倒な下記作業を行う必要はありません。

基本的には設備や機器は変えることなく、サービス事業者だけを変更できるずらね…

簡単に乗り換えができるのが、転用・事業者変更のメリットじゃな

転用や事業者変更の注意点を4つ紹介

一見、良いことばかりに思える転用や事業者変更ですが、乗り換え前に次の4つのことを注意したほうが良いです。

注意点のイメージ

■転用・事業者変更の注意点

  1. 事務手数料がかかる
  2. 解約金や工事費残債を支払う場合がある
  3. 承諾番号の有効期限は15日間
  4. 以前のスマホ割が使えない可能性がある

なんか難しい感じがするずら…

大丈夫じゃ。どれも内容は簡単じゃから、しっかり確認するのじゃぞ!

1.事務手数料がかかる

転用や事業者変更だと工事が発生しないので、もちろん工事費はかかりません。

しかし、事務手数料を支払わなければなりません。

乗り換え先の光コラボにもよりますが、事務手数料はおおむね3,300円です。

ほとんどの光コラボで、事務手数料は回線切り替えの翌月の月額料金と一緒に請求されます。

また、転用や事業者変更をする際に、次のことを同時に行うと、工事費が発生するのて注意してください。

  • 引っ越し
  • 回線速度の変更(例1Gbps⇒10Gbps)
  • 新たに光電話や光テレビを申し込み

2.解約金や工事費残債を支払う場合がある

転用や事業者変更のタイミング次第で、解約後に下記料金を支払う必要があります。

転用や事業者変更後に発生する料金

  • 乗り換え前の光回線の解約金
  • 未払い分の工事費残債
  • 変更前のプロバイダの解約金など

光回線の解約金は、1万円以上かかることも珍しくありません。

また、光回線の工事費無料特典は、通常分割払いで支払う料金を一定期間継続することで無料にするものが多く、期間内に解約すると支払う予定だった残りの工事費をまとめて請求されます。

さらにさらに乗り換え前の光回線の料金プランや利用期間により、プロバイダの解約金が発生することも…。

解約するときの負担イメージ
▲意識していなかった料金が解約するときにかかることも…

解約前に解約金や工事費残債を確認せずに乗り換えして、後でトラブルになるケースも少なくありません。

転用や事業者変更をする前に、今の光回線のサポートに解約金や工事費残債などがいくらかかるのか必ず確認しましょう。

また、ソフトバンク光のように「他社違約金還元キャンペーン」を実施している光コラボに乗り換えるのも良いでしょう。

3.承諾番号の有効期限は15日間

転用承諾番号と事業者変更承諾番号の有効期限は、発番してから15日間しかありません。

有効期限を過ぎると、発番した承諾番号は無効となり、新たな承諾番号の取得が必要です。

有効期限が短いので承諾番号を取得した当日、遅くとも翌日には乗り換え先の光コラボで手続きをすませましょう。

残りの有効期限が短いと申し込みが無効になる!?

申し込み窓口により、転用承諾番号や事業者変更承諾番号の有効期限の残日数が短いと、申し込みが無効になる場合があります。とくにプロバイダから申し込むと、承諾番号の残日数が4~10日未満の場合、プロバイダ側がもう一度承諾番号を取得するよう依頼するケースも少なくありません。

できれば、承諾番号を取得したその日うちに、乗り換え先の光コラボをするのじゃ!

4.乗り換え前のスマホ割が使えない可能性がある

乗り換え後の光コラボにより、以前、使っていたスマホ割が使えない場合もあります。

例えば、ドコモ光で適用されるスマホ割はdocomoの携帯電話やスマートフォンなので、auやソSoftBank、格安SIMのスマホ割は適用されません。

光コラボにはスマホとのセット割ができるサービスが多いです。
乗り換え前に自分が使うスマホのセット割があるか調べておくとよいでしょう。

■セット割ができる主な光コラボ

光コラボ同士の乗り換えが簡単になった理由

2019年6月30日以前は、同じフレッツ光の回線を使っているにもかかわらず、光コラボ同士の乗り換えは面倒な点が多くありました。

転用はできたので、「フレッツ光⇒光コラボ」は簡単でしたが、光コラボ同士の乗り換えは多くの手間をかけて乗り換えをしていたものです。

■以前の光コラボ同士の乗り換え

  • 契約中の光コラボの解約
  • ONUなど機器の返却
  • 新たに契約した光コラボの開通工事
  • 電話番号を引継ぐ場合はNTTアナログ電話への戻し

上記から分かる通り、光コラボ同士の乗り換えはハードルが高く、転用と違い乗り換え先の光コラボに変更するまで時間がかかります。

こうした背景から、総務省は2019年7月に「事業者変更」を導入しました。

事業者変更が導入されたおかげで、今では光コラボ同士の乗り換えも非常にスムーズなうえに、費用等も節約できるようになったのです。

事業者変更があれば気軽に乗り換えできるずらね~

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